台風一過の綺麗な秋空、念願だった乗鞍高原へ行ってきました。
松本市で前泊し、早朝に乗鞍観光センターまで車で移動、その後乗鞍エコーライン、スカイライン、平湯峠を経由しゴールは出発した乗鞍観光センターまでの80km程の周回コースで乗鞍エリアを堪能しました。

天空の道 乗鞍スカイライン
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朝6時半に宿泊していた松本のホテルから車で乗鞍観光センターの駐車場を目指します。
途中コンビニで朝食と補給食をたくさん買い込み、約1時間で到着です。
台風一過の雲ひとつない晴天にに恵まれました。今日は素晴らしい景色に出会える予感です。
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乗鞍観光センターの駐車場で自転車を組み上げます。
周りにも同じように車から自転車を下ろして準備中の方がちらほら。
朝の空気は澄み切っていて、気温も低めです。
半袖ジャージにアームウォーマー、レースパンツにはニーウォーマとふくらはぎにもサポーターを装着。さらに下に備えてウィンドブレーカーに冬用グローブも持参します。
今日は自転車部のタカハシさんと一緒です。タカハシさんの愛車はクオータのケベル。今日のためのニューホイールを履いて完全にヒルクライム仕様になっています。
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準備を整え7時50分にスタートします。走り出しはキラキラ木漏れ日の続く気持ちのいい道です。
5%から8%程度の斜度ですが、朝の爽やかな空気や鳥の囀りに包まれながらゆっくり走ります。
先日の台風の影響でしょうか、路面には大量の落ち葉や小枝が散乱しています。ダウンヒルでは滑りそうで注意が必要です。
途中に現れたつづら折れでは14%程の斜度になったりします。
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15km程走ると、森林限界を抜け出します。雄大な景色に思わず記念撮影。
通行規制によって観光バス、タクシー、許可車両しか乗鞍には上れません。
まさに自転車天国ですね。道路全体を使って走ることができます。自転車乗りの間で聖地と呼ばれていることに納得です。
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厳しい上りも、こんな風景に出会えると思わず笑顔になります。
それにしてもいい天気に恵まれました。通りがかったサイクリストも景色に見とれています。
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畳平までもう少し?
標高も2,300mを超えて酸素も薄くなってきました。高地に慣れていないので、今まで以上に坂がきつくなります。
脚にも十分酸素が行き届かなくなる感じになり、呼吸もハアハアと少し苦しくなってきました。
急ぐこともないので、途中で一休み。今回タカハシさんはノーマルクランクにリア27Tで乗鞍に挑む強者です。
これから畳平へ向かう道を眺めながら「まだまだ先は長いですね。。」とポツリ。
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森林限界を超え天空への道はくねくねと標高を上げて行きます。この辺りまで来ると風が突然強くなります。遮るものがなく体感温度は10度以下でしょうか?
標高が2,500mを超えており、富士スバルラインの五合目をすでに超えている訳ですから当然なんですけどね。
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そしてついに長い上りが終わり長野県から岐阜県へ入るとそこは今日の目的地「畳平」です。
2時間半かけてたどり着きました。標高2,702m自転車走れる日本最高地点です。いつか来ようと憧れていた畳平ですから達成感が半端無いです。
駐車場脇の看板前で記念撮影ですが、風が冷たく冷蔵庫の中にいるようです。駐車場入口の表示では、現在の気温7.5度になっていました。思わずウィンドブレーカーを着込み、冬用グローブにチェンジします。
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少し早いですがレストハウスで「飛騨牛の牛丼」をいただきます。冷えた体に熱々のご飯が染み渡ります。周りのサイクリストも暖かいうどんを美味しそうに食べています。やはりみなさんも寒いんですね。
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畳平からは一気に乗鞍スカイラインをダウンヒルです。
が、これが寒こと寒いこと。10度の下りに加えて突然吹いてくる突風に注意しながらゆっくり(60km?)で豪快にダウンヒルを楽しみます。
スカイラインは乗鞍ヒルクライムレースが行われるコースで有名です。長野県側のエコーラインよりも岐阜県側のスカイラインの方が景色は良い気がします。

スカイラインを下り、その後上り返した平湯峠で記念撮影です。顔は笑っていますが脚は結構やばい状態です。
ダウンヒルで一気に下ったら今度は7kmで700mの平湯峠が待ち受けていました。実はこの峠越えが最もきつかったです。斜度もありますが、足の疲労も重なり長く辛い上りになりました。
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平湯峠、安房峠と超えて、長いトンネルがいくつも続くR158を一気にダウンヒルします。
この道が怖かった。。
なぜ怖いかというと60kmを超えるスピードで暗いトンネルをいくつも通過しなくてはいけないのです。トンネルの中の路面状況が悪いとガタガタとハイスピードで通過することになり生きた心地がしないのです。しかもしばらく下りが続くため自動車と同じペースで走れてしまうのです。
cerveloS3の強いフレーム剛性と堅牢なホイール、新しく履いたミシュランのパワーエンデュランスが限界走行でも頼りになることが確認できました。
途中右折して県道84号へ最後のヒルクラウムです。これでもか!と言わんばかりに7%から10%の上りが8km続きます。
悟りを開いた修行僧ごとく無心でひたすらへダルを回し、ついにスタート地点へ帰って来ました。
すでに16時になっていました。走行距離88kmで獲得標高2,500mとなりました。
達成感に浸る間もなく疲れた体で自転車を車に積み込みます。
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すっかり暗くなる頃松本市へ戻って来ました。市内にあるスパー銭湯で汗を流し、19時7分の特急で帰路につきました。
好天に恵まれた乗鞍ヒルクライムは自転車人生の中でも屈指の記憶に残るサイクリングとなりました。



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